自動車リサイクル基礎知識
リサイクルの流れ

1.引取り
自動車の最終的な所有者から使用済み自動車を引取ります。
    
2.フロン回収・エアバッグ回収
回収したフロン類は環境に影響を与えないように破壊処理され、
エアバッグなどは取り外した後に動作させて安全な状態にし、
動作後は有用資源(アルミなど)としてリサイクルされます。
3.解体
バッテリーやタイヤ、有価部品などの回収が行われ、
自動車ガラという状態になります。

4.シュレッダー利用
解体した自動車を細かく砕いて、
鉄やアルミなどのリサイクルできる資源を取り出します。
資源を取り出した後に残る廃棄物がシュレッダーダストと呼ばれ、
サーマルリサイクルされて発電などに利用されます。

サーマルリサイクルとは、燃料として使い
熱量を回収するリサイクルのことです。
5.全部資源化
ワイヤーやハーネスなどの銅を含む部品を除去し、
サイコロプレスした状で、
電炉メーカーや鉄鋼メーカーの電炉・転炉にて鉄分が回収され、
プラスチックやウレタンなどの樹脂類は炉の熱源として利用されます。

ただし、全部再資源化のリサイクルを行うためには、
政府から認定を受けなければいけません。
| サイトマップ | アクセス | セキュリティーポリシー | 会員専用ログイン |
Copyright (c) 株式会社 エーアールツー All rights reserved.